● 「肉屋に言え」?
● パラダイムシフト
● コルセットというより纏足
● インセンティブ
● 飴と鞭
● 支配と順応
● 「肉屋に言え」?
脱コルセットを「肉屋に言え」の人。
ズレてる。
「言いやすいほうに言う」も、既存フレーズを借りて誤用してるだけ。
DV・アルコール依存者のイネイブラーなってしまっている女性に
「共依存」を指摘しているところへ
「DV夫に言え」「アルコール依存の夫に言え」と言うのか?
カルト信者をカルトから脱会させるための活動に
「教祖に言え」と言うのか?
人間が家畜に「柵を破れ」と言ってきたなら、
家畜が人間に「てめぇが牧場主に言え、食肉産業をどうにかしろ」は正論。
閉じ込めておいて自力で解放されろとは、茶番もええかげんにせぇである。
家畜が仲間の家畜に「肉にされるのはごめんだ、柵を破ろう」と言うなら、
なんらおかしくない。
【誰が誰に】、そこをちゃんとわかっているなら、冒頭の発言はありえない。
● パラダイムシフト
「女性に偏向して課される【美=善】の洗脳に気づけ」
これは【言うべきこと】だと自分は思う。
脱コルセット(強要)批判の人たちの主張は
「自分がしたくてする化粧・ネイル・おしゃれ」
「したい人がすればいい」 ← 自分としてはここまではまぁ、同意
「したくてしている」 ← その「したくて」の根源を問わなくていいんですか
「したい人を否定するな」 ← うーん、美味しい豚肉になろうとする豚を止めるのは正しいよ…
美容関係の脅迫広告に怒る人は多い。
脅すな、抑圧するな、やりたい人がやればいいのだと。
その脅しはコルセットであると、そこまではわかっている。
そこはコルセット理解の始点に過ぎなくて、
コルセット(美=善)を「したい」と思う(ように操作される)、
そこまで含めてコルセットなのだと、理解しなければ話は進まない。
● コルセットというより纏足
コルセットと言うから「窮屈だけど美の追求」にイメージが寄ってしまうのだと思う。
【コルセット】(着脱できる物体)を象徴にするより、
【纏足】(不可逆の身体改造)のほうが本質を表すと思う。
この文脈でのコルセットは【性規範の美】(概念)であり、
着脱できる物体単体ではなく、
物体・身体加工・意識における複数の・総合的なものが継続的に課されるのだから、
それを外した状態というものは存在しない。
性別がわかった瞬間から始まる刷り込みを、受けない人はいない。
なお、コルセットと纏足は、開始年齢も大きく違う。
纏足は「骨が柔らかい幼児のうちに」始める。
※自分は自伝小説「ワイルド・スワン」で纏足のくだりを読んだ時、
「布をきつく巻いて足の成長を止める」どころではない描写に血の気が引いた。
● インセンティブ
纏足に「する」とは、正確に言えば「女児の足を纏足に改造する」である。
実際にそれを行うのは女性である。母、祖母、おば、それを得意とする女性など。
纏足を「するべきだ」「しなければならない」「すれば価値が上がる」と
する/しない両方に、負と利それぞれのインセンティブが働き、仕向けられる。
纏足の禁止令が出てからも、纏足は続いた。
公式に禁止されても続けたのは、インセンティブの強さの証左だろう。
● 飴と鞭
インセンティブは、従来の表現を使えば「飴と鞭」だろう。
私見。
・「褒めて伸ばす」=ほぼ飴
・「甘やかすな」=ほぼ鞭
・DV・モラのパターン
交際時=過剰なほど飴飴飴飴飴…たまにちらっと鞭が見える
結婚、出産後=飴と鞭が逆転、鞭鞭鞭鞭鞭…たまーーーーーに飴、すぐまた鞭鞭鞭鞭鞭…
・日本社会の空気=ほぼ鞭
ただし、女性→男性=飴飴飴飴飴…まれに塩玉がまざると「ピギャー!!!!!」
● 支配と順応
順応の進行はこんな感じだと思う。
命令されて
拒絶できず、嫌々ながら従う
諦めて、何も考えず従う
↓
命令されれば
すぐに、進んで従う
↓
要求の示唆があれば
要求を読み取って、進んで行う
↓
気分の示唆に
気分から要求を読み取って、進んで行う
↓
表情を読み、気分を読み、願望を斟酌して、進んで行う
↓
自分がしたいこととして、行う
支配が進めば進むほど、支配者がすることは減る。
ヒットラー「殲滅されるべきだ」
浅原彰晃「ポアされなければならない」
言語化された命令はない。
モラがため息をつく、これだけで
「お前はオレの機嫌をとらなければならない」を読ませる。
モラがそこにいる、それだけで
「機嫌よくしていてほしいから機嫌をとる」をターゲットはしてしまう。
2018年10月24日
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