2020年05月21日

生殖カルト仕草:「親のツケを子に払わせる」

補足
能動者の能動の事実と責任を無視して、受動者に結果責任を負わせる。

詳細
親が能動で生みだした子に、能動で生み出した状況を子の負債にし、
親の自分に対して、払えと要求する。

生殖と養育にかかる費用とは別の話として。
過去記事も同様。

0512 出生賛美は「承認と庇護の対価を子で払う」の美化である
http://lttlleo.seesaa.net/article/475038581.html
0427 生殖主義者の収支は「親が受け取って、子に返済させる」
http://lttlleo.seesaa.net/article/474801856.html

ひとつ思い出したことがあった。

毒母(→娘)と相似形、毒姉(→妹)の問題を知ってほしい
http://lttlleo.seesaa.net/article/475175263.html

毒姉を嫌う自分に母親が
「きょうだい二人しかいないのに」。

言われた当時、毎回思った。
「こっちがしたことじゃない」。

子を持つのも持たないのも、何人持つのも、
親がしたことであって、
親がした結果を子を操作する道具にするとは何事!?

自分は両親に対して大きな不満があるわけではない、
まぁ細かいことはいろいろあるが流しておこう、
あのこととかあのこととかは流しておこう、
だいたいこんな感じなのだが、

上記の件は明確におかしいよなと改めて思う。

まぁ母親はわりかし被害者ぶる傾向があるんだけど、
抗議されると「いじめないで、ジェルミ・・・」※をやるのが昔から嫌なんだけど、
「弱い私を虐めるなんてあなたは酷い論法」を自分は本当に嫌っているんだけど、

それとはまた次元の違う欺瞞。

書いてるうちにだんだんいろいろ思い出してきたな・・・
危険な気がするけどもう少し書くか・・・

当時感じた怒りには「なに押し付けてんだ」の他に、
「自分がした設定で、義務にする」の無茶苦茶さ。

「きょうだいは仲良くするべきだ」
「きょうだいは助け合うべきだ」

の社会に漂っているだろう空気をまとって、

「二人きょうだいだから尚更仲良くするべきだ」
「二人きょうだいだから助け合うことを放棄することはまかりならん」

この、
「二人きょうだいだから」の強化部分は、だから、誰がしたことよ!?

反出生観点から言えば、
「子を生まれさせる」時点から親のエゴだしね。

それと例えば
「あんたは一人っ子だから、旦那さんになる人は私たちのことをちゃんと考える人にしてね」
なメッセージを真綿にくるんでじわじわ締めてくるような親も、
「親の面倒を見させる労働力かよ問題」のほかに
「一人っ子にして不当で過剰な責任感を子に植え付けた疑惑」があるわけ。

今言っているのは、
【子を一人以上生み出して、子が置かれた状況を子を操作する道具にするのは滅茶苦茶卑怯】、ってこと。

「弟/妹の面倒を見なさい」
←世話が必要な子を生み出して、年長子に押し付ける

「お兄ちゃん/お姉ちゃんの言うことを聞きなさい」
←主従関係を作って、子に押し付ける

「うちはお金がないんだから」
←その状況で子を生み出したのは親

「親に向かって」
←親が子を生みだして得た地位で子を服従させようとする

いやそりゃね、自分には「長幼の序」精神がある程度あるよ?
年長者にはそれなりの態度をというのは土台にある。
ただ礼儀というのが「下から上(弱者から強者)」としてしか設定されていないので、
最近は「一方通行の礼儀の馬鹿馬鹿しさ」を感じているけど。

それで、要するに、親に子が従わないと収拾がつかないのは絶対にあるとは思うんよ。
でもそれが、「親が正しいから」でなく「親が強いから」の支配と服従でしかないことが、しばしばあるでしょ。

そしてそのことは、
生殖主義が根本的に
・エゴイズムで
・子という立場の弱い者に対して一方的で、強権的で
・一言で言うと暴力的
であることと、一体だと思うのね。

「エゴで子を生み、エゴで子を支配する」
「自分が与えた状況を子に負わせ、子を支配の道具にする暴力」

その最たるものが「きょうだい児」問題。

二人目以下が障害児 は「意図しない状況」だが
障害児がいて子を生む は「意図した状況」。

究極的には「私の中のあなた」(フィクション)。

一人娘のために、次子を設ける。
娘の部品として、次子を創りだす。超酷い。

2019年02月13日
女性を工場化する先:胎児の利用
http://lttlleo.seesaa.net/article/464143236.html
「私の中のあなた」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A7%81%E3%81%AE%E4%B8%AD%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F
「わたしを離さないで」https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%8F%E3%81%9F%E3%81%97%E3%82%92%E9%9B%A2%E3%81%95%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7

親って子の身になって考えることがほんとに薄いよね・・・。
「絶対に幸福にする!」と意気込もうが何だろうが、
周り見てる?社会見てる?現実見てる?ってところで破綻するもんね・・・・。

大変具体的に言えば、
「私の子にただ乗り!」を言う人は
「ただ乗り()されるとわかっている子を、私がほしくて生んだ」。

あーーーのーーーさーーーーーーー、
アナタ本当に自分の子を「愛してる」? それ「愛」? 「自己愛」やろ?


※「残酷な神が支配する」

2020年01月02日
c71さんへ 考え直してください。このままだとサンドラと同じ轍を踏みます。
http://lttlleo.seesaa.net/article/472922202.html
「残酷な神が支配する」を読んでいませんか。
未読ならぜひ読んでください。
この記事タイトルのサンドラとは、主人公少年の母の名前です。

※未読の方へ予告、
ここから書くのは物語の序章にあたる、人物像描写の部分ですが、
ネタバレと感じる方は避けてください。

2019年12月18日
nasukun 正論で春巻をみじん切り
http://lttlleo.seesaa.net/article/472687451.html
「残酷な神が支配する」
の主題の大きな部分を占めるのが、「否認」だと思うんだよね。

(中略)

誰も彼もが目の前に厳然とある事実を見ない。否認する。
そして悲惨な展開をたどる。

作品の中で、作者は登場人物に語らせる。
保険会社の鑑定人の男性に、カウンセラーの女性に。
「人は、見たくないものを見ないことができるんですよ」
「99まで真実とわかっていても、最後の1で否定してしまう」

2019年05月23日
シュナムル 「信じる」は「否認」でOK?
http://lttlleo.seesaa.net/article/465896635.html
二人とも「残酷な神が支配する」を読んだら?
否認がどれほど残酷で醜悪で罪深いか、ジェルミの身になって追体験したら?
二人がやった否認はペトロのそれとは違うからね!!

2018年05月08日
扉が開く時
http://lttlleo.seesaa.net/article/459291374.html
「残酷な神が支配する」で主人公ジェルミは事件前と事件後、
それぞれ別のところでカウンセリングを受けている。
事件前のものは事情により途切れてしまったが、ジェルミの支えになっていた。
事件後のものはジェルミは最初は前向きでなかったが、面談を重ねるうちに、
ジェルミの中で扉が開いた。

ジェルミの心理描写として扉がものすごい勢いで開いて何かが飛び出した場面が忘れられない。
押し込めていた怒り、憤り、混乱と悲嘆。




posted by Erin at 00:00| Comment(0) | 女性間の格差と搾取 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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