2020年08月29日

渡辺直美が「装飾と一体の芸人」であること

渡辺直美 モノ化を体現 勘弁してくれ
http://lttlleo.seesaa.net/article/476020572.html

● 女性芸人のショートを誰か褒める?

剛力綾芽のショート
エマ・ワトソンのショート
女性芸人のショート

自分自身、「美しい人のショート」が一番好きで惹かれる。

正直に言うと、自分が「ショートが好き」なのは
「髪だけ」の、要は「カツラ状態の」ショート、のことではなく、
「(自分の理想に寄っている人の)ショート」。

そして「つるつるさらさらの直毛、だからのロング」が
自分の理想から遠い人がそうだった場合、
(ほかはなんだけど、髪だけはずば抜けてきれい)と、
「髪だけ」を見てしまうと思う。

認知に入れたいものは入れてセットにして認知する、
認知に入れたくはないものは外して認知したいものだけを認知する。

「カクテルパーティー効果」に似た選別が、起きると思う。

● 渡辺直美が「装飾不可欠の芸人」であること

渡辺直美に限らず、髪は長いほうがあれこれ装飾できる。
形を変えられる、長い=面積が多い分、色や質感での装飾表現ができる。

でもじゃぁ剛力綾芽は?

渡辺直美が、剛力綾芽と同じように、ショートを選ぶことが、できる?

ビヨンセの物真似は金髪のカツラを使うのだから、
地毛を長くする必要はない。
ビヨンセに限らない。
男性だって物真似でカツラを使う。

長い髪と化粧を込みにしないと成立しないキャラクターってなんだろう?
マイケル・ジャクソンは?
ブルーノ・マーズは?
ド派手なステージパフォーマンスをやるパフォーマーが、
普段からがっつりメイクと装飾としての長髪を、・・・していないではないか。

男性長髪の芸能人はいても少数だし、
ロックバンド、特にヘヴィメタの長髪は、あれは「ヘヴィメタの様式」です。

● 渡辺直美(的存在)の功罪

渡辺直美は「太っていても(=美の尺度から外れていても)」、
美しくなれる、華やかになれる、肯定される、称賛される、自信を持てる、
のメッセージを伝えてくるから、

一握りの「美人」でない女性たちを、
「不利があっても」装飾しよう、に向かわせる。

でも実際は
渡辺直美の容姿は「太っている」ということ以外は、
しかもそれは骨格と違って可変性のあるもので、
事実丸顔で化粧映えしている。

彼女の芸やキャラクターを今はちょっと置いて、
とにかく容姿についてだけ言って、
彼女は特段不利な生来カードでいるわけではない。

人を序列化したり数値化したりしたくはないのだけど
説明のためにここでだけ使うと、

「中の上」あたりの人が、努力して「上の中」になりました!は、
生来がそれより下の人たちの救いになるんですかね、というそこ・・・。

がんばれば1年で100万円貯められます!が
家賃が要らないとか、米や野菜を親が送ってくれるとかだったりみたいな、
喩えが違うか? 
いや、立っている位置が違うということを言いたいので、合っていると思う。

自分がここで何を言いたいかというと、
「現実には、そうならない」ものを、
「あなた次第で、できる!」というキラキラモデルが流布されることで、
「できないのは、あなたの努力不足」に帰されてしまうだろう、ということ。

罪深いと思うんだわ。
渡辺直美個人でなく、構造の話としてね。


posted by Erin at 00:00| Comment(0) | 脱コルセット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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